用語解説

継手とは、2つの部品を接合させる方法や、その結合部分のことを指します。機械や建築部材の結合に多く使用されており、建築物に利用される鉄骨や鉄板の結合には、リベットやボルト、溶接等が使われています。機械部品をつなぐ場合には、軸と軸とをつなぐ「軸継手」と、管と管をつなぐ「管継手」の2種類があります。軸継手はカップリングとも言い、モータなどの駆動軸と従動軸をつないで、動力を伝達する機械要素部品のことを指します。継手を使用せずに、正確に固定できたとしても、長年の使用により徐々にズレが生じて、振動や破損などが起こります。継手を使用することで、衝動や振動を抑えることができるため、振動や破損を防ぐことができます。