Before (改善前)

ワークに対してキー溝を加工する場合、例えば上記の様に6幅のキー溝を加工するためには、まずセンタードリルで穴を空けます。その次にドリルを使い、最後にエンドミルを使って加工をしていました。このように、多数の工具を使う必要があり、工具が増えてコストアップになります。それに加えて、工具を2回付け替える必要があり、リードタイムが大幅に延びてしまいます。

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After (改善後)

ワークに対して6幅のキー溝を加工する場合、端面から穴をつなげるように図面を変えることでコストダウン・リードタイム削減することができます。端面から穴をつなげるように変えることで、6幅のキー溝を加工するのに使用していた、センタードリル・ドリル・エンドミル等多数の工具をエンドミルのみで加工することができます。そのため2種類の工具を減らすことができコストダウンできますし、2工程が減ることによってリードタイムを短縮させることができます。

POINT(要約)

ワークに対して6幅のキー溝を加工する場合、センタードリル・ドリル・エンドミルと非常に多くの工具が必要となります。このキー溝をワークの端面から穴をつなげるように図面を変えることで、エンドミルだけで加工することができます。工具が2本も減らすことができ、大幅にコストダウンすることができます。