一般材から特殊材の自社調達

旋盤加工に使用される材料としては、一般的には鉄、ステンレス、アルミ、銅・真鍮などがあります。これらは形状に合わせた加工の難易度や使用環境条件を加味した材料選定によって決められます。例えば、屋外に使用される部品や薬液、油などが付着するような環境下にて使用される旋盤加工品であれば鉄ではなくステンレスのように耐食性・防錆性に優れた素材を使用します。また、汎用性・市場流通性を重視し鉄系の素材が適用されたり、軽量化が目的であればアルミが用いられます。しかし、特に腐食性の強い使用環境であればチタン合金、ハステロイ、インコネル、インバーなどの難削材・特殊材を活用し、求められる機能を持った旋盤加工品を作り出します。
丸物・旋盤加工.COMでは、一般材だけではなく、こういった難削材・特殊材の自社手配も行っています。自社調達を行うことでお客様の素材手配の手間の削減とトータルリードタイムの圧縮を行っています。

丸物・旋盤加工.COMの自社調達素材

表面処理・熱処理対応

旋盤加工品は加工だけで完成することもありますが、その後、表面処理加工や熱処理加工を施すことによって機能性を向上させる場合があります。
丸物・旋盤加工.COMでは、塗装やメッキなどの表面処理加工や、一般熱処理である焼き入れ・焼きなましや特殊な熱処理を協力会社のネットワークを駆使し対応しています。

主な表面処理・熱処理

難削材・特殊材の加工対応

自社調達を行った素材は社内工場にて加工を行います。難削材や特殊材であっても加工対応しており、また、加工実績も多数あります。また、丸物・旋盤加工.COMでは、これまでの加工実績をもとに、製品の用途や形状、市場流通性に合わせて、最適な材料の選定提案もさせていただいています。

難削材・特殊材の旋盤加工品